なるほど!1万円札の裏話。

国家の予算書によると紙幣の原価は1万円が21円70銭、5000円が20円20銭、
1000円が14円20銭である。日銀は大蔵省印刷局に1枚に付きそれだけのお金を
払っているのである。



と言う事は、日銀は1万円札を22円程度で仕入れている事になる。
1万円札は、約2年、5000円と1000円札は約1年で新しいものに変えられる。
と言う事は、日銀は仕入れたお札を次次発行し、
ボロ儲けしているのではないだろうか?
と思う人もいるだろうが、さすがにそんな甘い話にはなっていない。
なぜならお札は日銀にとって一種の「債務証書」だからである。



日銀がお金を発行する時、日銀は同じ額だけの資産を持たなければならないと
決められている。資産とは、国債、金地金、商業手形、外国為替などである。
例えば、市場に出回る現金が少ないと判断された時には、日銀は都銀などが
持っている国債を買ってお札を渡す。すなわち買った国債は資産になり、
出ていった紙幣は負債となる。



日銀が儲かると言うような単純な話ではないのである。
日銀の場合「儲け」となるのは、主に都銀等に貸したお金に付く利息で
この利息から職員の給料や、経費が支払われている。



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